〘 元祖１式 〙20日目 認識の変更

今日、本当に久しぶりに、

古い記憶をたどって辿り着いた書籍がある。

それは約10年前に勧められたワークの本。

ただ残念ながら、当時の私には読んでも全くピンとこなくて、

理解すらできなかったので、今日この日まで忘れてしまっていた。

奇跡のコース

という、とても有名な本。

今日、その日本語版解説本を読んでみたら、

すべてがちゃんと理解と体感を伴って、自分に入って来た。

奇跡のコースなんて名前がついているし、

欧米で書かれた本なので、

「神」とかちょっと宗教色のある言葉も使われているけど、

これは宗教本では全くなく、

完全な　認識の変更　の本だった。

本当に久しぶりに思い出して読んでみたら、

本当にこれ、既にあるを体得するための本だと分かった。

そして、今ならスッと心に入ってくる。

今日はこの本を読破して、

ずっと「本来自分が全て与えられていて、幸せがデフォルトの世界」に生きてみた。

いつも消している思考が湧くたび、

幸せがデフォルト、を思い出して浸っていると、

いらない思考が、ポスっと消える。

まるでスーパーマリオがくりぼうを踏んだ時、ポスっとくりぼうが消えるみたいに。

付随して嫌な気分が残ったりもしなかった。

だって、もともと幸せな世界にいるんだもん。

湧いてくる思考全てが、嘘っぱちで、

幸せしか供給されない世界を曇らせているだけなんだもん。

それ、知ってるんだもん。

あとは、私がそれを信用して身を預けているかどうかだけの問題。

奇跡のコースは上下巻の２冊構成。

そして、その中には認識の変更の手助けになる言葉がたくさんと、

それを実際に手に入れられるように、３６５日分のワークが付いている。

そのワークを、１日ひとつずつこなせば、認識の変更、既にある世界に行ける、という内容になってる。

10年前の私は、ワークに固執してしまったし、

それが全く理解できなくて、挫折した。

でも今は、曲がりなりにも既にある、について理解はしている。

だから、ワークはしていないけれど、それ以外の説明文章が理解できた。

だって、達人さんたちが話してくれた内容と一緒なんだもん。

行きつく先を、わかりやすく説明してくれている。

行きつく先に、たどり着けるワークが書いてある。

奇跡のワークを推奨するための記事じゃないけど、

既にある世界をよく理解するために、

体感するために、

自愛の必要性を理解するために、

有効なんじゃないかと、今日読み直して思った。

話は変わるけど、

全部ある世界に浸って（居続けて）生活してみたら、

いろんなものが今は気にならないよ。

彼から来ないLINEも、

疲れる仕事も、

混んでる道も、

全部全部、気にならない。

外側に見える全ては、私の心から作られた投影。

だから、私をあれこれ悲しませる人もモノも、

全ては私。

外側の何かに力を持たせる必要なんてなかった。

全てが私。

悲しいことも、後悔も、罪悪感も、

全部全部、嘘だし、私が創った。

だから、外側の全てについて、悩む必要がない。

だって、外側のすべては、私が投影されているだけだから、

内側の私の問題。

私が映っているだけなら、私が変わればいい。

どうやって変わるかって、

全ては愛しかない世界に生きているはずなんだから、

その、外側で私を責めたり傷つけたりするもの全て、

嘘だった。元からなかったんだ、と気づくだけ。

そして、すべてポスっと消して、忘れて、

ただ淡々と暮らすだけ。

ただ淡々と、全てが愛でできていて、幸せしか供給されない世界に生きるだけ。

本当にそれだけなんだと、あらためて理解した。体感した。

それは、高揚するような幸せではなく、

淡々としていて、そして愛があふれて不安のない世界だった。

高揚感とかの刺激が欲しいなら、

ちょっとつまらない世界かもしれない。

だけど、これが既にある世界。

刺激に慣れている自分は、

ふとした時に、刺激を自ら得ようと走り出してる時もあるけど、

はっ！　と気づいて、

また淡々とある世界にいるだけ。

今日私が得た気づきは、こんな感じです。

やってることは元祖１式と全く同じ。

穏やかな気分で、過ごすことができました。